私たちの仕事のこと

私たちの仕事のこと

「クロス屋さんって、実際どんな仕事をしているの？」

今回は大阪で内装仕上げを手がける私たちが、クロス屋の仕事についてお話していきます。

内装仕上げとは、建物を快適で美しい空間に仕上げる仕事。

壁や床、天井など、目に見える“空間の表情”を整える役割を担います。

新築やリフォーム、原状回復など、住宅・店舗・施設問わず、あらゆる場面にニーズがある仕事であり、建築業界の最後の仕上げを担う重要な工程です。

クロス屋＝内装仕上げの役割は、空間の目的やイメージに合わせて、壁や天井を丁寧に美しく仕上げていく仕事です。建物の完成度や印象を大きく左右する存在であり、空間を最高の居場所にする大切な役割を担っています。様々な業種の職人さんから技術のバトンを受け、技術の結晶である現場に色を重ね、命を吹き込むように空間を整えていくのです。

前回の記事にて、お話しましたNINE‐Cのミッションは

―誇れる技術を世の中へー

この最大のミッションを実現すべく、互いに心を鼓舞する者同士が集まり、日々奮闘しています。

そのミッションをカタチにするためには、クロス屋としての役割をそれぞれが理解し、その実現に向けて最大限の努力を積み重ねていくことが大切です。

そしてNINE‐Cの最大の強みは、

「職人」と「営業」が完全分業を徹底していること

完全分業することで、それぞれのチカラを最大限に引き上げる体制を構築しています。

職人は、技術を磨き、最高の居場所を最高の仕上がりで完成させていく。

営業は、現場・工程・発注管理や提案を担い、職人が存分に技術を発揮できる環境を整える。

お互いの強みを最大限に引き出すことで、チームとして“当たり前を超える仕上がり”を提供しています。それによりお客様の笑顔へと繋がるのです。

今回の記事では技術担当である職人の仕事内容について、説明していきます。

職人の仕事は多岐に渡っています。一つの分野だけを専門にするのではなく、複数の作業をこなす職人がほとんどです。NINE‐Cにおいても、年齢を重ねた職人であっても若手の職人であっても、技術の継承と成長のため、新たな分野にチャレンジする姿も見られます。現状に満足することなく、期待を超える結果を導き出し続けるため、日々邁進しています。

仕事を大きく分けると、クロス工事と床工事です。

クロス工事に関しては言葉の通り、壁や天井のボード上に、クロスを貼る作業です。紙や織物・ビニールなどの素材からできたクロスをボードに貼る際は、ボードの間に空気やしわが入らないように丁寧かつ綺麗に作業する必要があります。ボードの状態を見極めて、継ぎ目やシワが分からないよう美しく仕上げていくには、磨き上げた技術と培った経験が欠かせません。

床仕上げ工事は、シート・タイル・クッションフロア・カーペットと、多種多様な素材を床面にはめ込んでいく作業です。床材の高さ調整や、クロスと同様につなぎ目が見ず、決められた線からずれないように仕上げていく必要があり、卓越した技術が必須です。

【NINE‐Cの職人に求める３つのチカラ】

・根気強く続けられる力

私たちの作業はほとんどが手作業です。機械を使って行う作業も一部ありますが、ほとんどが職人の手で作業してきます。そのため手先の器用さは欠かせません。最高の空間を生み出すために、細かい作業が苦にならず、根気よく積み重ねていけることが求められます。

・想いの熱量を持続できる力

現場での作業には、時には厳しい納期やタイトな工程もあります。それでも「クオリティ」や「こだわり」に妥協することなく、美しく仕上げていかなければなりません。細部までこだわりを詰め込み、クロス屋であることの“想いの熱量”を持ち続けられる人が、結果を生み出します。

・人と関われる力　

一つの現場には、多くの人が関わっています。様々な分野のプロフェッショナル達が、それぞれの技術を発揮し現場が出来上がっていきます。完成までの工期も決まっている中で、様々な業種の職人さんが交わる場面も多く、互いを尊重しコミュニケーションを図ることが大切です。相手をリスペクトする気持ちを忘れることなく、協力し合える現場作りが仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。

クロス職人になるためには、特別な資格は必要ありません。誰にでも誇れる技術を持った存在になれるチャンスがあるのです。『想いをカタチにする』ために、熱量と誠実さを持って取り組めるかどうかが、自身を成長させます。

私たちNINE‐Cには、誇れる技術を持った最高の職人がいます。そして明るい未来を見据えて、誇れる技術を次世代へ繋いでいくことが、私たちの使命です。

たくさんの人にクロス屋の仕事を知っていただき、興味関心をもってもらえるようこれからも情報を発信していきます。次の機会には営業の役割にフォーカスしてお伝えしていきたいと思います。

次回また、お会いしましょう。