下地の大切さ

こんにちは。
関西を拠点に、関西全域で内装仕上げ工事を手掛けているNINE‐Cです。
今回はクロス施工の美しさを根底から支える「下地処理」について、お話ししていきます。
壁にクロスが貼られると、空間は一変します。
明るくなったり、落ち着いた雰囲気になったり
その場にいる人の気持ちをも変えてしまうチカラがあります。
そのチカラや美しさは、ただクロスを選んで貼るだけでは生まれません。
その一歩手前。
誰も目にも触れない場所で行われる「下地処理」が、仕上がりのすべてに左右するのです。
下地処理(パテ)とはクロスを貼る前に、壁や天井の面を整える作業。
浮きや凹凸を整え、細かなひび割れを見逃さず補修する。
また、素材の厚みや特徴を見極め、最適な処理を選びます。
一見地味な工程ですが、仕上がった時の滑らかさやクロスの密着度、そして何より“クオリティー”に大きな差が出る部分です。
例えば、小さな凹みを放置したままクロスを貼ると、光の加減で影が出てしまいます。
ひび割れを補修せずに覆ってしまえば、数か月後に表面に浮き出てきてしまうことも・・・。
つまり下地処理は「今」だけでなく、「これから」を守る作業でもあるのです。

私たちNINE‐Cは、例え目に見えない部分でも決して手を抜きません。
一面一面と向き合い、必要であれば何度でも手を加えます。
そこにあるのは、職人の経験と技術だけではなく、
その空間で過ごす「誰かの時間に、想いを馳せる心」です。
雑に済ませた仕事は、いずれカタチになってあらわれます。
丁寧に積み重ねた仕事は、時間と共に味わいとなって、空間に深みを与えてくれます。
そして何よりも、その空間の中で交わされる会話や、静かに流れる日常に寄り添い続けてくれるのです。
クロスの美しさは、まさに「目に見えない基盤」から始まります。
そこに妥協がなければ
空間はもっと、豊かになる
暮らしはもっと、心地よくなる
見えない場所ほど、より丁寧に。
目に触れないところほど、真剣に。
その積み重ねが、NINE‐Cに強みになるのです。

私たちの仕事は「見えているところだけを綺麗に仕上げる」ことではなく、誰にも気づかれないような部分にこそ、想いと誠実さを込めること。
目には見えない部分こそが、空間の土台となり、人々の暮らしを長く支えてくれるのです。
きれいな空間には、たくさんの工程と手間がある。
・下地を整えること
・素材を見極めること
・納まりを美しく仕上げること
全ては、「その場で過ごす人たちの、笑顔のために」。
そんな想いを大切にし、継承していくことが、私たちの役割だと考えています。
私たちNINE‐Cは空間をつくるだけの会社ではなく、その先にある人の暮らしを支える会社でありたい。
お客様の大切な日常や空間に、安心感や心地よさとして、私たちの仕事が息づいてほしい。
そしてその空間で流れる時間や会話、静かなひと時が、心豊かな時間として積み重なっていきますように。
私たちは、今日も目の前の空間に向き合い、
誠実に、丁寧に、仕事を重ねていきます。
「目立たない仕事を、誇りある仕事に」を合言葉に、これからも変わらず成長することお約束します。
それではまた次回お会いしましょう!

